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たぬきばやしの證誠寺

「証、証、証城寺。証城寺の庭は、つ、つ、月夜だー」で始まる「証城寺の狸ばやし」(作詞野口雨情、作曲中山晋平)には、モデルのお寺があります。千葉県木更津市證誠寺(しょうじょうじ、浄土真宗本願寺派)です。今日は、こちらの常例法座に伺いました。この證誠寺には狸囃子伝説なるものがあります。證誠寺ホームページ http://www.shojoji.net/index.htm より転載させていただきます。詳しくは、證誠寺ホームページをご覧下さい。

 「ある秋の晩、寝ていた住職がふと眼を醒ますと、何やら表がざわざわ騒々しい。気になって戸の節穴からそーっと庭の方を覗いてみると、折しも月の美しい季節で、夜露がきらきら光っていたり、萩やすすきが風にそよいでいるのが昼間のようにハッキリ見える。ところが聞こえていた音はぴたりと鳴り止んでおり、寝ぼけているのかと自分で思った住職は再び床につく。しばらくうとうとしてまたふと眼を醒ますと、また今度も先ほどと同じように何かざわざわしている。気になってよく耳をすますと何かお囃しのようにも聞こえる。しかも段々音が大きくなっていく。「これはおかしい」と思ったご住職は再び、節穴から覗いてみると、何とそこには大小100匹程の狸が行列を作って「證誠院のぺんぺこぺん、俺らの友達ゃどんどこどん」と唱いながら踊っている。おなかをどんどこ叩いたり、中には葉っぱや葭の茎で作った笛で調子をとっているものもいる。住職は最初びっくりしたがそのうちその調子があまり面白いので、自分でも足で床を踏み鳴らしたり手を叩いたりしはじめた。そのうちついにその狸の中に引き込まれて一緒に踊り出してしまう。狸は驚きもせず、むしろ前よりもっと激しく唱い踊り出し本堂の周りを行列を作って廻り始めた。住職も負けじと一緒になって時間が経つのも忘れて踊った。狸と住職の競争になった。そのうち夜が明けてきて狸達は森に戻っていった。またその次の晩、次の次の晩も住職が夜待っていると同じように狸達の唄と踊りが始まった。すっかり仲間にいれてもらった住職も一緒になって唱いおどった。
ところが4日目の晩、住職は待っているのに全く音がしなくなって、狸たちが現れない。住職は長い事待っていたけれども結局その晩狸は現れなかった。翌朝住職は本堂の周りを調べていると、そこにはお囃子のリーダーとしてぼんぼこお腹を叩いていた一番の大狸が腹の皮が破けて死んでいた。住職は哀れに思いその大狸を葬った、、、」

 證誠寺では、毎年10月に狸祭りを行っているとか。子供たちが狸の格好で踊るようです。
今日は、100名を超える多くの参拝者がありました。1時間を超える法話でしたが、皆さん真剣に聞き入って下さいました。ありがたいご縁でした。(狸寝入りをされてた方は、一人もいなかったことを最後に付け加えておきます。)P1010581.jpg
P1010588.jpg
證誠寺ホームページより

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